馬鹿やってるときが一番幸せ

馬鹿なことやってる時って幸せですよね!仲間とかと馬鹿騒ぎしたり!自分の打ち込める事をやったり!ここではバスフィッシングやエリアトラウト、テンヤ真鯛や、ライトショアジギングについて書き綴っていこうと思ってます。よかったら立ち寄って見てください!

ワカサギロッドをやってみた・・・

皆さんこんにちは、どうも僕です!

実は僕・・・

ワカサギブームが来ているんです・・・

もう、シーズンも終わりかけているのに・・・

よりにもよって、このタイミングで来ちゃったんです・・・ワカサギが・・・

と言う事で、大人気コーナー!作ってみたシリーズです!!!

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・・・分かってる!言いたい事は十二分に承知している!みなまで言うな・・・

そんな、コーナーなんてな・・・

 

ハイ!じゃあ、今回のロッドビルディングはワカサギ!と言う事で、今回は、【和竿】と技術の融合をコンセプトにやっていこうと思います!

皆さんは和竿と言ったらどんな釣りを思い浮かべますか?

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・・・・・皆さんご一緒に!せーっの!

ヘラブナ

そうですね!ヘラブナなんかは和竿感がありますよね!僕もそう思いました!

そして、和竿で欠かせない材質と言ったら、やはり竹かな?と思ってます!

なので、その辺を頭に入れながら資材調達をしてきました!

そしたら、こんなのがありましたよ(笑)

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布袋竹出てきたリリーサーですね!

さらに、ヘラブナコーナーにあったので、材質とヘラブナ感の両方をここでクリアしてしまいました(笑)

これを加工しながらワカサギロッドを作っていきます!

とりあえず、リリーサー部分はいらないので、真っ先にこうなります!

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切り落としました(笑)

まずは、切断部分の補強と、リールシートを取り付けていきます!

ハイ!こんな感じ!

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リールシートと切断部分にスレッドを巻いていきます!

注意:キラキラシールは・・・・家にマスキングテープが無くて仕方なく使っただけだし・・・こんなDQN感出した竿作るつもりじゃないし・・・

と、こんな感じて一度スレッドを巻いたら、1回目のエポキシコーティングを施します!

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分かってる!!言いたい事は、十二分に承知している!みなまで言うな!!

和竿なんだからエポじゃなく漆だろ普通?

そんなコメントが届きそうですが・・・・

しょうがないだろ?持ってないんだもん!!

漆は難しいんだよ!!あれはセンスと経験が必要なんだよ!!

ハイ!という事で、コーティングしていきます!

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いつもの、ゆっくりロッドを回してコーティング剤が垂れるのを防いでくれる例のヤツですね!

先ずは、薄塗りで、二回入れていきます!

 

そうしている間にブランクスの方を作っていきます!

今回のコンセプトの技術の部分にあたる所ですね!

今回、用いたのはワカサギロッド特有のフィルムみたいなブランクスではなく!

【形状記憶チタンティップ】ですね!

そう!俗にいう、メタルトップというヤツですね!

注意:メタルトップとはダイワさん家の名称なので、本物のそれとは異なります!

あと、ガイドは東京にあるロッドビルダー御用達、[サバロ]さんよりインターネットで購入しました!

サバロさんの在庫は結構豊富で、ロッドビルディング始めたい人でしたら、一度お店に行ってみて、店員さんからアドバイスをもらいやってみたらいいと思いますよ!

ハイ!こんな感じ!!

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正直チタンティップは悩みました!

形状記憶チタンは低温下では性能を発揮出来ない可能性があるからです!

低温下では粘りが変わると言いますか、本来より柔らかくなる上に曲がる可能性があるからです!目安としては、2℃までなると、その兆候が見られます!

・・・ワカサギってド冬の釣りだし、氷上なども考慮に入れると・・・・

きっとそんな事をメーカーも考慮しているはずなので、メタルトップのワカサギロッドは少ないのかな?

そこにあえて挑戦する僕はバカなのかもしれない!でも、メタルトップの圧倒感度から得られる状況は捨てがたい!

そんな事を一人でブツブツ呟きながら製作に没頭している僕がそこにいました(笑)

そんなことをしている間に、リールシートの方が出来たので、ブランクスも、エポキシコーティングしていきます!

 

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先端部分ですね・・・

ここまでの工程で・・・写真を・・・

取り忘れちゃった(笑)

ここまで、来る前に、鉄パテで竹の中を充填し、内径5mmのスペーサーなる物を挿入固定しております!そしてさらに鉄パテで先端部分まで、竹とスペーサーの接合部分の補強と、整形を施し、スレッドで、補強と、飾り巻きを行いました!

写真ではライターを使用しエポキシを慣らしていきます!

本来の慣らし作業ですが、ライターは使ってはいけません!!ライターの主成分である、ブタンガスはエポキシを黒ずませてしまうので、綺麗なクリアにならなくなってしまうからです!

しかし、今回はあえて、スレッドは赤メッキと黒を交互に巻いて赤みに黒の奥行き感を出してみました!そして少し炙ってコーティング自体に深みを出させてあげる!という感じを想像しながらやってみました!

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仕上がりはこんな感じ!

ブランクスには外径5mmのアルミパイプをチタンと接合しエポキシ系接着剤で固定してあります!

この黒いパーツですが、こいつが優れ物っぽくて!

僕のワカサギタックルはベイトタックルなので、ガイドは基本上向なのですが、気分的に!と、あたりの繊細な釣りをする上で、なんとなくガイドは下向きにあってほしかったんです!

このパーツはそれを可能にしてくれました!

あと、スパイラルガイドも検討したのですが、ガイドが小さすぎてブランクスに接触する可能性があった為、やめました(笑)


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リールを装着してみました!

今回のコンセプト!

和竿と技術の融合

ここに、完成なり!!

どの辺が技術かは、各々の判断に任せようと思う(笑)

シーズンまでまだ時間があるので、他のブランクスも作ってみるかもしれません(笑)

 

今回はここまで!

長々と、お付き合いいただきありがとうございます!

全てのアングラーに素敵な出会いがありますように!